★超重要【ビルメン系列系?独立系?】 転職前に必ず知っておこう

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ビルメン
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 コロナの影響で景気が悪くなっていますが、ビルメン業界は建物がある限り存在する業界の為、あまり景気の影響に左右されないので、ビルメンへ転職しようとしている方も多くいるのではないでしょうか。

ただ、ビルメンに転職しようと考えている方に注意して欲しいことがあります。それは系列系ビルメンと独立系ビルメンがあり、違いを知らずに転職し、こんなはずじゃなかったとなる前に必ず違いを知っておきましょう。

自分自身も系列系と独立系を知らずに入社しました。私の職場にも系列系と独立系を知らずに転職してきた人がいましたが、自分と思っていたビルメンと違ってと言って辞めていった人は結構多くいますので、 系列系と独立系ビルメン の違いを知って自分の目的にあった方を選んで転職活動をしましょう。

そもそも 系列系と独立系 って何?って思う方も多いので説明すると、

  • 系列系:親会社やグループ会社が持っているビル管理するビルメンのこと
  • 独立系:親会社とかは無く、営業をして管理するビルを獲得し、ビル管理を専門とするビルメンのこと

この記事では、系列系と独立系のメリット・デメリット、自分はどっちが向いているのかを解説をします。

それではどうぞ!!

記事内容

1.系列系ビルメンと独立系ビルメンの違い、見分け方

2.系列系ビルメンのメリット・デメリット
  (1)メリット:①年収が高い  ②福利厚生が良い  
  (2)デメリット:①仕事が忙しい  ②親会社の経営状況に左右  ③コミュニケーション能力必要

3.独立系ビルメンのメリット・デメリット
  (1)メリット:①仕事がゆるい・楽  
  (2)デメリット:①仕事がなくなるかも  ②給料が安い  

4.系列系と独立系 どっちが向いているのか
        プライベート重視  ⇒  独立系
      給料重視  ⇒  系列系

5.オススメの転職エージェント・転職サイト
  転職サイト:リクナビ
  転職エージェント:リクルートエージェント、マイナビ、doda

系列系ビルメンと独立系ビルメンの違い、見分け方

系列系ビルメンと独立系ビルメンの違いを知らずに転職してしまうと、こんなにビルメンの仕事が忙しいなんて聞いていない等自分のイメージしていたのと違ってすぐに辞めてしまうことにつながる為、転職前にしっかりと違いを把握しておきましょう。

系列系ビルメンと独立系ビルメンの違いとは?

  • 系列系:親会社やグループ会社が保有している建物を管理
        主に商業施設や高層のオフィスビル等を管理することが多いです。
  • 独立系:親会社を持たなく、自分たちで営業して獲得した建物を管理
        官公庁や小さなオフィスビル、雑居ビル等を管理することが多いです。

気になる収入面や仕事量等に関し表で比較してみました。
 独立系ビルメンに関しては、職場で独立系ビルメンで働いていた人に数人に聞いたり、ネットで独立系ビルメン会社の口コミ情報を基に作成しています。

  系列系ビルメン 独立系ビルメン
特徴 ・親会社やグループ会社が保有している建物を管理 ・自分たちで営業して獲得した建物を管理
管理物件 ・商業施設や高層のオフィスビル等 ・官公庁や小さなオフィスビル、雑居ビル等
給料面 ・基本給が20万円以上
・昇給(年3,000円~8,000円程度)
・ボーナス(大手で年5か月程度)
・資格手当有
・基本給が20万円未満が多い
・昇給(大手で年0円~3,000円程度)
・ボーナス(大手で年1か月程度)
・資格手当が無い場合も
仕事 ・残業が多く忙しい ・仕事が緩い・楽

給料面で系列系ビルメンの方が高く年収で100万円以上も差がでることがあります。

系列系と独立系の見分け方

 系列系は親会社が株を100%保有していたり、〇〇ファシリティーズといった〇〇には親会社の名前が入っています
 主な系列系の親会社といえば、三井、NTT、NEC、JR、イオン、三菱、、、、等たくさんあります。

 上記以外が独立系となります。

系列系ビルメンのメリット・デメリット

系列系ビルメンのメリット・デメリットを詳しく解説します。  

  (1)メリット:①年収が高い  ②福利厚生が良い  

  (2)デメリット:①仕事が忙しい  ②親会社の経営状況に左右  ③コミュニケーション能力必要

メリット:①年収が高い

 系列系の方が独立系より給料は高いと言われており、年収100万円以上差が違う場合もあります。

 系列系ビルメンは350~400万円独立系ビルメンは250~300万円前後くらいです。

 私は系列系ビルメンで働いていますが、年収は500万円以上貰っており、周りでもっと稼いでいる人もおり、年収400万円以上の人の方が多くいます。ちなみに入社1年目の年収は350万円ほどでした。

 職場で独立系ビルメンで働いて人に話を聞いたところ、 『基本給が低く今と数万円違った』、『ボーナスが2桁なかったり』、『資格手当が支給されない』、『残業も少なかった』ので年収で100万円以上差があると言っていました。

メリット:② 福利厚生が良い  

 親会社やグループ会社とほどんど同じ福利厚生となっているので、

  • 資格手当の支給がある
  • 有給が取得しやすい
  • グループ会社の割引券の支給
  • 旅費の一部負担して貰える

 、、、、等々、福利厚生が充実しています。

デメリット:①仕事が忙しい 

 系列系はとにかく忙しく残業が多くあります。理由としては3つあります。

 親会社やグループ会社の建物を管理している為、①中長期修繕計画や②設備が故障した際の修理手配をしないといけず、点検よりも資料作成の時間のほうが長くあります。

忙しい3つの理由 

≪1.親会社の建物である為、建物の中長期修繕計画を管理する(会社によってやらない場合もあります)≫

       中長期修繕計画とは、建物で使用している設備が経年劣化で故障する前に予防として事前に〇〇の部品は〇〇年度に交換しようと計画することです。
建物で使用している設備は多岐に渡り、それぞれ設備のメーカーとこの部品はいつ寿命を迎えるのか等を事前に打ち合わせし、地権者・オーナーへ説明し計画の承認を得ます。承認後は見積書や施工計画書の作成、部品交換には設備を停止させて行うため、設備を停止させてのにどのような影響があるのかを事前に確認してから交換を行います。
オーナーからこの部材は何で交換するのか等の問い合わせがある為、より深い知識が求められます。

通常の点検業務とは別にやらないといけないのでいくら時間があっても足りなく、残業時間は60時間を超えることもあります。

≪2.突発的に設備が不具合が発生 ≫

 設備なので突発的に故障したり、点検時に不具合を確認することは多くあります。
   通常、契約外作業である為、独立系であれば一次対応をし地権者・オーナーに報告し終了することが多いですが、系列系の場合は修理手配をしないといけません。専門会社の手配・見積書作成等の準備が必要となります。

≪3.商業施設だと不特定多数の人が来館する ≫

 商業施設だと不特定多数の人たちが来館する為、酔っ払いやいたずらされ設備を破損させられたり等トラブルも多くある為結構大変です。

 

デメリット:②親会社の経営状況に左右 

 子会社である為、親会社の景気が悪くなるとボーナスは下がってしまいます。新型コロナの為、ボーナスはかなり下がってしまいましたね、、、、。

デメリット: ③コミュニケーション能力必要

 デメリット①でも少し書きましたが、メーカーとの打ち合わせ、地権者・オーナーへの説明等、人前で話す機会が多くありコミュニケーション能力は必要となります。

私自身、ビルメンは点検だけやっていればいいんでしょ?と思って入社した為、かなり痛い目に合っています。ビルメンにはコミュ障が多いので苦労している人は多くいますね。

独立系ビルメンのメリット・デメリット

独立系ビルメンのメリット・デメリット を詳しく解説します。  

※これは私の職場にいた数人から聞いた話とネットの情報を基に書いております。

  (1)メリット:①仕事がゆるい・楽 

  (2)デメリット:①仕事がなくなるかも  ②給料が安い

メリット: ①仕事がゆるい・楽 

 独立系ビルメンは自分たちで営業をして管理する物件を獲得しています。官公庁の物件も管理してるところも多く、特定の人しか利用しない為、トラブルも少ないです。

また、点検以外はやることが無くネットやスマホいじり放題の現場も存在します。これがいわゆるビルメンが楽と言われている理由ですね

デメリット: ①仕事がなくなるかも 

 管理する物件の契約を解除されてしまえば仕事が無くなってしまいます。

独立系ビルメンは独立系同士で管理する物件を奪いあっており、官公庁では安く請け負ってくれる会社があればそちらに変更されてしまいますので、管理していた物件の仕事が急になくなる可能性もあります。

デメリット:②給料が安い

 上記①とも被りますが、安く請け負うがあまりに給料が上がりにくい、資格手当が出ない、ボーナスも少ないと言った状況に陥り、系列系と比較して給料が安いです。
 大手の独立系ビルメンでも、『給料が安すぎてやる気が出ない』という書き込みが多くありますので不満を持っている人は多いですね。

職場の人いわく、所長クラスで年収が400万円だったみたいです。私が新卒で入社したときの年収が350万円だったので殆ど変わらないとはやってられないですよね、、、

系列系と独立系 どっちが向いているのか

系列系と独立系 どっちが向いているのか ですが、ざっくりですが、下記の通りです。

プライベート重視  ⇒  独立系】      

プライベートを重視したいや体力に自信がない方は独立系ビルメンが向いています。 
残業が少ない為、帰宅してからの予定を立てやすかったり、残業で体力を削られることも少ない為、休日にずっと寝て1日が終わってしまったということも少ないはずです。

給料重視  ⇒  系列系】

 激務でも良いからお金を稼ぎたいという方には系列系ビルメンが向いています。
 今はコンプライアンスが厳しく残業代が出ないところの系列系は少ないと思われます。残業代を出さなかった場合、親会社にも批判が向けられてしまう為、系列系はその点安心です。

オススメの転職サイト

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まとめ

系列系ビルメンと独立系ビルメンの違いを知らずに転職してしまうと、こんなはずじゃなかったと自分のイメージしていたのと違ってすぐに辞めてしまうことにつながる為、転職前にしっかりと違いを把握しておきましょう。

◎系列系ビルメンと独立系ビルメンの違い

 違いは主に給料面の差が大きく100万以上差がこともあります

お金を稼ぎたいという方は系列系ビルメン
お金はそんなにいらないので仕事をのんびりやりたいという方は独立系ビルメンが向いています。

  系列系ビルメン 独立系ビルメン
特徴 ・親会社やグループ会社が保有している建物を管理 ・自分たちで営業して獲得した建物を管理
管理物件 ・商業施設や高層のオフィスビル等 ・官公庁や小さなオフィスビル、雑居ビル等
給料面 ・基本給が20万円以上
・昇給(年3,000円~8,000円程度)
・ボーナス(大手で年5か月程度)
・資格手当有
・基本給が20万円未満が多い
・昇給(大手で年0円~3,000円程度)
・ボーナス(大手で年1か月程度)
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仕事 ・残業が多く忙しい ・仕事が緩い・楽

系列系ビルメンのメリット・デメリット
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