合格への近道【厳選2選】第3種電気主任技術者試験のコツ

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電気主任技術者
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はじめまして、電気主任技術者のけいとうです。

第3種電気主任技術者の試験を独学又は通信講座で既に勉強に取り掛かっている方、これから受験しようかなと思っている方へ向けて、私が電験3種・2種の勉強をやっていて感じた合格する為の2つ重要な心構えをお教えします

電験3種は合格率が10%以下の難易度が高い資格ですが、今からお教えするポイントをしっかり押さえていただければ、合格への近道になるので是非参考にしてみてください。

早速結論ですが、

  • 計算力を身につける
  • モチベーションを維持すること

この2つさえしっかり意識をすることで合格へグッと近づきます。

まず電験3種の試験は、計算問題が主体である為、計算力を磨くことは必然です。また、本人のモチベーションが無ければいかに良い参考書や通信講座を受けても合格することは絶対にできません。

『計算力』や『モチベーション』を磨く為のコツを、過去問1問も解くことできなかった私が独学4か月で合格時に実践していたことを紹介していきます。

『計算がわからない!!』、『どうしてもモチベが上がらない⤵』という方へ独学で勉強している方、通信講座で勉強している方どちらにも共通している部分ですがので、是非最後まで読んでみてください。

また、独学・通信講座どちらにしようか悩んでいる方は下記記事にそれぞれのメリット、デメリットを紹介していますので参考にしてみてください。

それではどうぞ!!!

記事内容

◆計算力を上げる方法
 ステップアップ①:理論を中心に始める
 ステップアップ②:参考書・過去問の解説通りに解いてみる
 ステップアップ③:わからない問題が解けた場合は計算式を残す
 ステップアップ④:過去問を解説と違う計算方法で解いてみる
 ステップアップ⑤:色々な問題を解いてみる

◆モチベーションを維持する方法
    ①最初の1~2か月は理解できないもんだと考える
 ②いきなり大きな目標を立てず小さな目標を立てていく

それではどうぞ!!

計算力を上げる方法

電験3種は、暗記問題よりも計算問題が主体の試験です。

計算力といっても、微分や積分といった計算ではなく、過去問の解答を見てみるとわかるのですが計算式はそこまで複雑では無く四則計算ができれば充分解答することができます。

では計算力とは何かというと、問題に適した公式を導きだせるかや式の変換、組合せをいかに上手くできるかです。

計算力を上げるには、急に上げることは難しいので段階的にステップアップしましょう。

計算力を上げる方法 

 ステップアップ①:理論を中心に始める
 ステップアップ②:参考書⇒過去問の解説通りに解いてみる
 ステップアップ③:わからない問題が解けた場合は計算式を残す
 ステップアップ④:過去問を解説と違う計算方法で解いてみる
   ステップアップ⑤:色々な問題を解いてみる

ステップアップ①:理論を中心に始める

電験3種の計算の基本は理論となっていますので、理論をしっかりし基礎を固めていきましょう。

なので、いきなり過去問や参考書の電力・機械・法規から始めるのではなく、理論のオームの法則から始めましょう。

※暗記系の問題は理論と同時進行で電力・機械・法規をやっても問題無いです。計算は必ず理論から始めてください。

ステップアップ②:参考書⇒過去問の解説通りに解いてみる

参考書の理論をひと通り終えたら、法規、電力、機械に取り掛かりましょう。

計算問題の難易度的に『法規⇒電力⇒機械』なので、この順番で進め全て終わったら、過去問に挑んでみましょう。

参考書を1周して過去問に挑んでも、ビックリするぐらい全く問題ができず焦ると思いますが、それが普通なので焦らなくても大丈夫です

参考書・過去問の解説通り、何回も何回も計算問題を解いて慣れていってください。

3周目、4周目とやっていくうちにこの問題はこうやって解くもんだと理解し始めていきます。

ステップアップ③:わからない問題が解けた場合は計算式を残す

わからない問題やわかる問題でも計算をやっていて気づいた点、疑問だなという点は、必ずノートや参考書、過去問に記録しておいてくだざい

同じ問題や同類の問題で悩んでいることに気づいたり等自分の弱点が見えてくるはずです。

自分の弱点がわかれば、そこを中心的に勉強すれば計算力は結構上がっていくはずです。

中心的にって、どのように勉強すればいいのかというと、わからない類似の問題はまとめて解いてみてください。

過去問を年度順に解くのではなく、変圧器の計算問題がわからなければ、変圧器の問題を中心に取り組んでください。できればわからない類似問題は問題・解答をノートに書き写し、隙間時間や寝る前に計算はしなくても良いので解答を眺めてください。

同じような問題でもちょっとした質題のニュアンスの違いや計算方法が異なると全然計算が進まずイライラしますが、これをしっかり理解していくことでかなり計算力は身につきます。

ステップアップ④:過去問を解説と違う計算方法で解いてみる

個人的にはこれが計算力を爆発的に上げる方法だと思っています。

これはある程度の計算力を身に付けていないと発揮しない為、最初からこれに挑んでも余計にわからなくなり逆効果となるのでステップアップ①~③をやってからにしてください。

解説と違う計算方法とは何ぞやと思う方も多いと思いますので参考を下記に載せてみました。

≪例えば、下記の図で20Ωの消費電力を求める問題≫ですと、解き方は1通りだけではないですよね?

解答:電流値I=$\frac{100V}{20Ω+30Ω}$ =2A 、20Ωにかかる電圧は、V=20Ω×2A= 40V 

  1. 消費電力P=V×I=40V×2A=80W
  2. 消費電力P=$\frac{V^2}{R}$=$\frac{40V^2}{20Ω}$ =80W
  3. 消費電力P=I2×R= 2A 2×20Ω= 80W 

解答としては、3パターンあります。解説には1.の解答しか載っていないから、1.の解答しか覚えないということをしないで、自分自身で複数通りの解き方を取得することでかなり計算力が上がります。

ただ、全部が全部複数通りの解答方法があるとも限りません。過去問でも出版社が違えば解説も異なっているので、複数用意することや通信講座で何パターン解答があるのか質問してみるのもいいかと思います。

ステップアップ⑤:色々な問題を解いてみる

 電験3種の計算問題は、電気工事士の筆記試験のように数値を変えただけの計算問題は出題されません。

類似問題は出てきますが、応用しないと解けなかったりするので、多くの問題を解くことは物凄く重要です。

これは異なる出版社の問題集を買って、多くの問題に触れておくことで計算力が上がります。

モチベーションを維持する方法

この資格は専門性の高い資格の為、将来性も良く、転職・昇進にも有利ですので、最初は『取得してやるぞー!』とモチベーションが高くやる気に満ちあふれていますが、計算問題や問題内容が難しく全然わからない為、徐々にモチベーションが無くってしまう方が殆どだと思います。

モチベーションが低下してしまえば、いくら口コミの良い参考書や通信講座を受けていても絶対に受かることはないでしょう。それでも受かってしまう方も中にはいるとは思いますが(笑)

モチベーションが低下する理由

  •  電気工事士等と一緒で過去問から取り組む
  •  ゴールが見えない

モチベーションが低下する理由として、主に上記2つではないでしょうか。

電気工事士の筆記試験と同じで過去問10年分をやっていれば合格するでしょ!と思っていたり、1か月参考書を中心に勉強をやったのに全然過去問がわからない…この先このままやっていても大丈夫なの?等々、自分の思っていた結果と違ってモチベーションが低下してしまう方が多いと思います。私自身もそうでした。

電験3種は、過去問と同じ問題は出てきません。類似問題は出てきますが、応用しないとできなかったする為、基礎ができていない状態で過去問から始めてしまうと、『やべー、過去問の解説みても全然理解できねー、難しすぎる…これは無理だな』となってしまいモチベーションが低下します。

では、どのようにモチベーションを維持するのか紹介します。

1~2か月は全然理解できないものだと考えておく

電験3種は勉強時間500時間以上かかる試験と言われています。最初の1,2か月(100時間未満)であれば、全然理解できなくて問題無いというか普通です。

おおよその勉強時間がわからないと、ゴールがないマラソンをやらされてるのと一緒で、10キロ走れと言われているのか、何も言われずに10キロ走るのではモチベーションの持ち方が変わると思います。電気主任技術者のゴールは勉強時間500時間以上(過去問95パー、解説含めは理解していること)です。

私も最初の1か月は全然理解できず、このままで大丈夫なのか?思っていましたが、参考書・過去問を2周目、3周目するくらいから徐々に解ける(慣れてくる)ようになりますので、『1か月頑張ったのに成果が出ない!このままやっても無理だ!時間の無駄だ…』と画像のようにガッカリせずに、誰もが通る道なので根気よく続けてください。

過去問1問も解けなかった私が独学4か月で合格した勉強方法を下記記事で紹介してるので参考にしてください。【電気主任技術者 勉強方法】と検索すると上位にヒットするので結構参考にしてくれている方が多くいると思います。

いきなり大きな目標を立てず小さな目標を立てていく

いきなり合格という大きな目標は立てずに、参考書を1か月で1周する今週はこのわからない問題を理解するようにする等、小さい目標を立てて徐々にクリアしていってください。

ゲームと一緒でいきなりボス(過去問)に挑んでもボコボコにされるだけなので、雑魚敵(参考書)を倒して徐々にレベルアップを図っていけば、どんどん問題も解けモチベーションが維持することできるので、小さい目標を立ててレベルアップを図ってください。

目標の立て方は先ほど紹介した、私が実践した勉強方法の記事を参考にしてください。

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