【電気代削減】誰でも今すぐにできる電気代を節約する2つの方法

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電気代を節約したいけどどう節約すれば良いわからないということは多いのではないでしょうか。

早速結論ですが、電気料金を下げるには2つしかありません

  1. 【電気の使用量を減らす】
  2. 【契約している電力会社を切替える】

私自身、電気主任技術者という資格を持ち、大型施設の電気設備を監督していますので、家庭内でできる『電気の使用量を減らす方法』、『どこの電力会社へ切替れえばお得なのか』をこの記事で紹介します。

記事内容

1.電気料金の仕組み
 基本料金+電気使用量+他経費 
 ※電気料金の計算例を紹介

2.電気料金を下げる方法①
 電気の使用量を抑える

3.電気料金を下げる方法②
  電力会社を切替える

それではどうぞ!!

電気料金の仕組み

電気代を下げるには、1.【電気の使用量を減らす】、2.【契約している電力会社を切替える】の2つの方法しかないと言いましたが、なぜ2なのか説明していきます。

まずは、電気代はどういう仕組みなのか紹介すると、下記のような計算式となっています。

電気代 =『①基本料金』+『②電気使用量×③単価』+『④燃料調整費』+『⑤再生可能エネルギー発電促進賦課』

電気料金の内訳

①基本料金
  ⇒電力会社のプランで契約する契約電流によって異なる

②電気使用量×③単価
  ⇒②電気使用量とは1か月使用した電気の量(kWh)
  ⇒③単価とは電力会社が設定した使用した電気量1kWhあたりの金額

④燃料調整費
  ⇒火力発電所等で使用する燃料は常に価格変動している為、その調整費用

⑤再生可能エネルギー発電促進賦課(どの電力会社でも同一金額)
  ⇒再生可能エネルギー促進の為、電気利用者から徴収している費用

④燃料調整費、⑤再生可能エネルギー発電促進賦課はどの電力会社でも金額は変わらないです。

電気代を下げるには 『①基本料金』+『②電気使用量×③単価』 の①~③を下げるしか方法はありません。

①基本料金と③単価は電力会社によって金額が異なる為、この金額を抑えるには自分にあった電力会社に切替えることで、電気代を抑えられます。

②電気使用量は家庭内で使用量を下げることで、電気代を抑えられます。

したがいまして電気代を下げるには、1.【電気の使用量を減らす】、2.【契約している電力会社を切替える】しかありません。

電気料金を下げる方法:①電気の使用量を抑える

電気の使用量は、 『消費電力(W)』×『使用時間(h)』で計算できます。

消費電力は画像のように設備にラベルが貼ってあるのでそちらの数値を確認してください。

そうすると消費電力を小さい設備を使用するか、使用時間を減らすことで電気の使用量を抑えることできます。ただ、消費電力を小さい設備にするというのは壊れてもいない設備を替えることになるので、出費を抑えたいのにより出費してしまう行為となってしまいます。

その為、消費電力が大きい設備に関しては、効率良くしようしましょう。
消費電力が大きい設備とは、温度変化をさせる設備のことで、『エアコン、IH、ウォシュレット、電気ポット、電子レンジ、ドライヤー、乾燥機、、』が家庭内だと該当します。

家庭内で電気の使用量を抑えるには、『消費電力(W)が大きい設備を上手に利用する』、『使用時間(h)を抑える』が重要です。

電気の使用量を抑えるポイントについて、紹介していきます。

エアコン

家庭で電気料金を下げるにはエアコンの使い方に尽きると思います。

皆さんはどのようにエアコンを使っていますか??

  • 自動運転でつけっぱなしにしている
  • こまめにつけたり消したりしている

使い方はこの上記2パターンで分かれていると思います。どちらが節電できていると思いますか?
効率良く運転できているのは【自動運転でつけっぱなしにしている方】です。

使用時間をなるべく少ない方が使用量を減らせるんじゃないの!?と思う方はたくさんいると思います。

エアコンは照明と違って常に消費電力が変動しています。理由としては、設定温度と室内温度の差が大きいとエアコンはフルパワーで運転してますが、設定温度になると自動で軽く動いたり止まったりして温度を一定に保っています。その為、消費電力は常に変動しています。

●ではなぜ、こまめにつけたり消したりする方が電気代が高いのか?

設定温度と室内温度の差が大きいとフルパワーでエアコンは運転をしますが、折角設定温度になったところで運転を停止し、再度室内の温度を上がったらエアコンを運転させまたフルパワーで運転を繰り返すとかなり効率が悪いです。

例えば、自転車に乗っていて、時速30km/hで全力で走っていたのに急に止まってまた時速30km/hで走り出したら効率が悪いですよね?

エアコンも一緒でこまめにつけたり消したりするよりも自動運転でつけっぱなしにした方が効率が良いです。

!!ここで注意!!!

決して24時間運転が良いと言っているわけではありません。30分程度止めてまたすぐにつける場合は運転したままにした方が良いですが、長時間とめるのであれば止めた方が電気使用量は抑えられます。

●その他の効率よく使用するには?

夏場・冬場共通

  1. エアコンのフィルターはこまめに(2週間に1回程度)清掃する。
  2. 室外機の近くにものを置かない。
  3. 室外機裏の網(フィン)が汚れていれば乾拭きで拭く。
  4. 窓やドアは必ず閉めて外気がはいらないようにする。

夏場編

  1. 夏場は室外機への直射日光を防ぐ。
  2. 夏場はカーテンは閉める
  3. 夏場は扇風機を併用する(体感温度が2℃ほど下がる)
  4. 夏場の設定温度は28℃にする※設定温度が1℃違うと電気代は10%違う。

冬場編

  1. 冬場の設定温度は20℃にする※設定温度が1℃違うと電気代は10%違う。

ウォシュレット

【ウォシュレットの温水・便座を温めて使用している場合】

日中に家に人がいなくてもウォシュレットの電源を切っていない場合、常に電気は使用しています。

例えば、TOTO製品のTCF6543型を使用している場合、メーカー発表の年間電気の使用量が166kWhです。

月の電気の使用量
年間使用量が166kWhなので、月当たりの電気使用量に変換すると、13.8kWh(=166kWh/12か月)です。

▶月の電気代
月の電気代は、1kWhあたり25円とすると、電気代=13.8kWh×25円=345円です。

日中いないのであれば、電源を切れば30%くらいは電気の使用量を抑えられます。

!!ここで注意!!

エアコン同様にこまめに消したりつけたりするのは効率的ではございませんので長時間いない場合は電源を切り、人がいる時間帯に電源を入れたままにしましょう。

●その他の効率よく使用するには?

  1. 便座の蓋は必ず閉める(開けっ放しにすると熱が逃げる)
  2. 設定温度は低くする

照明

リビングや寝室はLEDシーリングライトへ変えたが、廊下・トイレ・キッチン・お風呂場等はまだLED照明に変えずに白熱電球等を使用している方は結構多くいるのではないでしょうか。

照明はエアコン等と違い消費電力は常に一定の為、こまめに消したりと使用時間を減らすことで電気使用量を抑えることができます。

LED照明と白熱電球では、消費電力は7倍以上、寿命時間は10倍の性能の違いがあります。


●具体的にどれくらい金額が違うのか検証していきましょう。

例えば、1日8時間点灯している廊下の白熱電球2台をLED照明へ変更した場合

白熱電球の消費電力54W、LED照明の消費電力を6.9Wとすると、画像の計算結果となります。
※条件が違うよという方が入れましたら、エクセルを添付しますので、台数、時間をいれて試してください。

  • 1年あたりの電気代の差額:6,700円以上
  • 10年間の電気代、電球代の差額:68,000円以上

LED電球が普及し始めて10年ほど経ちますが、早くからLED照明へ変えていれば約6万円以上節約していたことになります。

白熱電球にしている方はLED照明へ変更しましょう。

人感センサー付きのLED照明

トイレや廊下の電気をつい消し忘れてしまうという方は人感センサー付きのLED照明を購入しようとしている方もいる思いますが、1時間程度つけ忘れても電気代は0.15円程度です。人感センサー付きLED照明は倍以上の金額するので基を取る前に寿命を迎える可能性が高いので普通のLED照明で充分です。

契約している電力会社を切替える

人気の電力会社6社を比較して、電気使用量によって電気料金が異なる為、皆さんにあった電力会社を選びましょう。

【電力会社6社】

  1. 東京電力
  2. LOOOPでんき
  3. CDエナジーダイレクト
  4. 東京ガス
  5. エルピオでんき
  6. ENEOSでんき

電気料金を比較するのは画像のエクセルを使用します。エクセルを添付しますので、月の電気使用量を入力していただければ、自分にとってどこにすればお得な会社なのかわかりますので是非使ってみてください。

月の電気使用量が129kWh以下の方(あまり電気を使わない方)

月の電気使用量が129kWh以下の方は【LOOOPでんき】がお得です。

対象:主に一人暮らしで電気をあまり使用していない方

月に129kWh以下ですと、一人暮らしでも、IHコンロや電気ポットを使用せずにエアコンを1日2~3時間以内程度しか使用していないという方が対象になります。

LOOOPでんきは他社と違って、基本料金がゼロ円の為、電気の使用量が少なければ少ないほどお得になります。

例えば、月に70kWh以下(2,000円くらい)の方は、
    LOOOPでんきに切り替えることで年間3,000円~4,000円お得になります。

月の電気使用量が130kWh以上

月に130kWh以上の使用ですと、東京電力をご利用の方は電力会社を切替ることで月に100円くらい安くなります

それぞの使用量別の最安値は下記の通りです。220kWh以上を使用しているという方はエルピオでんきに切替ることで

  • 月の電気使用量:130~192kWhの最安値 ⇒CDエナジーダイレクト
  • 月の電気使用量:193~219kWhの最安値 ⇒ENEOSでんき
  • 月の電気使用量:220kWh~の最安値   ⇒エルピオでんき

たかが、100円程度でと思いますが、手続きはネットで10分もあれば終わりますし、基本料金3か月無料等の入会キャンペーンをしている会社もありますので、電気料金を抑えたい方はこの際に是非切り替えてみてください。

まとめ

電気料金を抑えたいという方は、電気の使用を控えるか、電力会社を切替るかの2通りしかありません。

月の電気使用量によってお得な電力会社は異なります。

使用量別の最もお得な電力会社は下記の通りです。特に普段あまり電気を使用していない(70kWh以下)の方はLOOPでんきに切替ことで年間に数千円安くなります。

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