【電気申込】電気料金のお得な電力会社ってどこ?(一人暮らし・ファミリー層)

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 2016年から電力自由化に伴い、様々な会社から電気の申込ができるようになりましたが、

  • どこの会社を選んだらお得なのかわからない為、昔から利用している東京電力や関西電力等のままにしている
  • これから一人暮らしを始めようという方でどの会社を選んで良いかわからない!

、、、等々、電気料金に関し悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

電気料金は電気の使用量によって、お得な会社が異なってきます。

一人暮らしならここの会社がオススメ! ファミリー層ならこの会社がオススメ!というサイトをよく見かけますが、使用量によって異なるので一概にそうとは言えません。

例えば、一人暮らしでも『エアコンを常につけている人』と『エアコンを全然使わない人』だったら、電気使用量は全然異なってきます。

この記事では人気の電力会社5社ほどで比較し、各々がどの会社がお得なのかをお教えします。

私自身、不動産関係・電気関係の仕事に就いており、電気の資格は電気工事士・電気主任技術者という資格を取得しており、電気技術者の観点から皆さんにお得な電力会社を紹介していきます。

記事内容

1.電気料金の仕組み
 基本料金+電気使用量+他経費 
 ※電気料金の計算例を紹介

2.毎月の電気使用量を把握しよう
 検針票を確認しよう
   これから一人暮らしを始めようとしている方向けへおおよその電気使用量を紹介

3.お得な電力会社ってどこ?
  料金シミュレーション(エクセル)にてお得な電力会社を見つけよう

それではどうぞ!!

電気料金の仕組み

電気料金には、市場連動型と固定単価型がありますが、固定単価型を選びましょう

市場連動型だと、燃料が高騰すると電気料金が跳ね上がります。2021年1月には電気料金が10倍になった事例もありますので市場連動型は選ばないようにしましょう

固定単価型の電気料金の仕組みは下記の通りです。

電気料金 =『基本料金』+『電気使用量×単価』+『燃料調整費』+『再生可能エネルギー発電促進賦課』

電気料金の内訳

①基本料金
  ⇒電力会社のプランで契約する契約電流によって異なります。

②電気使用量×単価
  ⇒電気使用量とは1か月使用した電気の量(kWh)です。
     単価とは電力会社が設定した使用した電気量1kWhあたりの金額

③燃料調整費
  ⇒火力発電所等で使用する燃料は常に価格変動している為、その調整費となります。

④再生可能エネルギー発電促進賦課(どの電力会社でも同一金額)
  ⇒再生可能エネルギー促進の為、電気利用者から徴収しているお金です。

燃料調整費、再生可能エネルギー発電促進賦課はどの会社でも金額は変わらないです。

したがって、 『基本料金』+『電気使用量×単価』 に注目して電力会社を選びましょう。

【電気料金計算方法】

例):東京電力のスタンダードS、契約電流30A、月の電気使用量350kWhの場合

今回の電気料金は、『基本料金』+『電気使用量×単価』 のみで計算します。

東京電力のスタンダードSの基本料金、電気使用量の単価は下記の通りです

●基本料金は契約電流を30Aで契約しているので、842円40銭です。

●単価は電気使用量のによって三段階に分かれているので計算するのが厄介です。 
 今月の電気使用量は350kWhなので、三段階に分かれ、
 ①120kWhまで:使用量120kWh × 単価19円52銭=2,342円40銭
 ②120~300kWhまで:使用量180(300-120)kWh × 単価25円98銭=4,676円40銭
③300kWh以上:使用量50(350-300)kWh × 単価30円02銭=1,501円

電気使用量の料金は①+②+③=8,519円80銭です。

したがって電気料金は、

『基本料金』+『電気使用量×単価』=842円40銭+8,519円80銭 ≒【 9,362円 】です。


※他の電力会社との比較はこの後にしますので是非下に進んでください。

毎月の電気使用量を把握しよう

 まずはご自身が契約している画像のような『電気の検針票』を確認してみてください。

○○○kWhと書かれているのが毎月の電気使用量です。

これから一人暮らし始める方はどれくらいの電気使用量かわからないという方が殆どだと思います。一人暮らしの月の平均的な電気使用量は154kWhと言われています。

ただこれもエアコンを使う人と使わない人では全然違います。

だいたいの月の使用目安がわかるように画像のエクセルを添付していますので、使用する台数と1日当たりの使用時間を入力していただければ、『月の電気使用量(目安)が表示されます』

※一人暮らしの場合は契約電流は30Aもあれば充分です。

お得な電力会社ってどこ?

人気の電力会社6社を比較して、電気使用量によって電気料金が異なる為、皆さんにあった電力会社を選びましょう。

【電力会社6社】

  1. 東京電力
  2. LOOOPでんき
  3. CDエナジーダイレクト
  4. 東京ガス
  5. エルピオでんき
  6. ENEOSでんき

電気料金を比較するのは画像のエクセルを使用します。エクセルを添付しますので、月の電気使用量を入力していただければ、自分にとってどこにすればお得な会社なのかわかりますので是非使ってみてください。

月の電気使用量が129kWh以下の方(あまり電気を使わない方)

月の電気使用量が129kWh以下の方は【LOOOPでんき】がお得です。

対象:主に一人暮らしで電気をあまり使用していない方

月に129kWh以下ですと、一人暮らしでも、IHコンロや電気ポットを使用せずにエアコンを1日2~3時間以内程度しか使用していないという方が対象になります。

LOOOPでんきは他社と違って、基本料金がゼロ円の為、電気の使用量が少なければ少ないほどお得になります。

例えば、月に70kWh以下(2,000円くらい)の方は、
    LOOOPでんきに切り替えることで年間3,000円~4,000円お得になります。



月の電気使用量が130kWh以上

月に130kWh以上の使用ですと、東京電力をご利用の方は電力会社を切替ることで月に100円くらい安くなります

それぞの使用量別の最安値は下記の通りです。220kWh以上を使用しているという方はエルピオでんきに切替ることで

  • 月の電気使用量:130~192kWhの最安値 ⇒CDエナジーダイレクト
  • 月の電気使用量:193~219kWhの最安値 ⇒ENEOSでんき
  • 月の電気使用量:220kWh~の最安値   ⇒エルピオでんき

たかが、100円程度でと思いますが、手続きはネットで10分もあれば終わりますし、基本料金3か月無料等の入会キャンペーンをしている会社もありますので、電気料金を抑えたい方はこの際に是非切り替えてみてください。

【キャッシュレスで5%還元】電気代安くするならCDエナジーダイレクト

超格安電力サービス【エルピオでんき】

まとめ

電気料金を抑えたいという方は、電気の使用を控えるか、電力会社を切替るかの2通りしかありません。

月の電気使用量によってお得な電力会社は異なります。

使用量別の最もお得な電力会社は下記の通りです。特に普段あまり電気を使用していない(70kWh以下)の方はLOOPでんきに切替ことで年間に数千円安くなります。

【電気使用量別 最もお得な電力会社】

月の電気使用量:129kWh以下の最安値   ⇒LOOOPでんき

月の電気使用量:130~192kWhの最安値 ⇒CDエナジーダイレクト

月の電気使用量:193~219kWhの最安値 ⇒ENEOSでんき

月の電気使用量:220kWh以上の最安値   ⇒エルピオでんき

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