5分で決定【電気主任技術者】独学?通信講座?どっちで取得するべきか

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電気主任技術者
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はじめまして、電気主任技術者のけいとうです。

第3種電気主任技術者(電験3種)の資格を取得しようと思っている方で、合格率は10%以下と難易度が高い為、独学でも大丈夫かな?通信講座にしようかな?とどちらで勉強しようか迷っている方は多くいるのではないでしょうか。

みなさん、突然ですがここで問題です。下記図の問題を解くことができますでしょうか。

 

答えハ

答えロ

どうだったでしょうか。パッと解答までの手順がでてきましたでしょうか。

この問題は第二種電気工事士の問題で電気の基礎的な知識を問う問題です。

解答の手順は下記記事に載せていますので気になる方はみてください。

【これで合格】電工二種 筆記試験 計算問題 厳選問題集 | けいとうブログ (keitoublog.com)

解答までの手順がすぐに出てきた方は電気の基礎的な知識はある為、独学で進めても大丈夫でしょうか。

パッでこなかったり、解答手順を見てをんっ??と思った方で独学で始めるとわからないところは誰にも聞けない為、苦労することも多いので通信講座をオススメします。

私自身、独学で取得しましたが、第3種電気主任技術者の参考書の問題は、結構簡易的な解答が多く途中の計算過程等が飛ばされていたり等、どうしてこうなるのかと悩むことが多々あり、ストレスや諦める原因となります。

この記事では、独学に向いている方、通信講座に向いている方、独学のメリット・デメリット、通信講座のメリット・デメリットを紹介しますので、独学でやっていくのか、通信講座でやっていくのかを参考にしてみてください。

それではどうぞ!!!

記事内容

◆独学・通信講座に向いている方

 資格取得な重要な2つのポイントを紹介

◆独学・通信講座のメリットデメリット

 通信講座の気になる費用もあれを利用すれば独学よりも安くなる!?

それではどうぞ!!

独学・通信講座の学習に向いている方

電験3種は、暗記問題よりも計算問題が主体の試験の為、取得攻略の鍵は【計算力】と【モチベーションの維持】です。

計算力といっても、微分や積分といった計算ではなく、過去問の解答を見てみるとわかるのですが計算式はそこまで複雑では無く、問題に適した公式を導きだせるかや式の変換をいかに上手くできるかです。

計算問題以外にも、専門用語がたくさんある為、最初は参考書や過去問が何をいっているのか分からずやる気が無くなってしまうことが多々あります。モチベーションを高く維持することが重要です。モチベを高く維持するには、計画性が重要で小さな目標を立ててクリアしていくことでここまでできたという自信につながりモチベの低下防止につながります。

冒頭で基礎的な計算問題を載せましたが、計算過程がすぐに出てきた方や解答の手順をみてすぐに理解できた方は独学でも問題無く、解答手順を見ても納得できない、わからないという方は独学では苦労することも多く質疑応答ができる通信講座を受講した方がいいと思います。

私自身、工業高校(電気科)を卒業し、大学(電気科)在学中に独学で取得しましたが、計算問題はだいぶ苦労しましたし、1問解くのに数時間悩んで結局理解できないまま終わるということも多々あります。

私自身の経験からも【独学に向いている方】【通信講座に向いている方】について分けてみました。

【独学に向いている方】

  • 電気科卒業の方
  • 数学が得意な方
  • 自分のペースで勉強したい方
  • 目標を立てるのが得意な方

・電気科だった方はある程度の知識、この言葉聞いたことあるなー、この計算問題やったなー懐かしいと思うことが多々少しは有利です。

・電験3種は計算を主体としていることから数学が得意な方であれば、有利なことは間違いないです。

・通信講座のサポート期間には制限がある為、科目合格を利用して2年以上かけて取ろうとしている方は独学をオススメします。

・モチベの維持には小さな目標を立ててクリアしていくことが重要です。目標を上手く立てられる方は独学でも計画的に進められると思います。

【通信講座に向いている方】

  • 数学が苦手な方
  • 目標を立てるのが苦手な方
  • 効率良く勉強したい方

電験3種は計算を主体にしていることから、数学が苦手だと苦労する点は多くあります。

私自身が独学でやりましたが数学が苦手でしたの誰にもわかないことを聞くことができない為、本当に辛かったです

わからない問題1問に対して何時間も睨めっこしてわからないことが多々あり、しかも結局はわからず仕舞いで諦めるという時間を無駄にするし、イライラするします。

通信講座では、わからないことを質問できたり、動画やイラスト等による解説、試験までの計画を立ててくれる為、数学が苦手な方や社会人の方ように時間を有効に使いたい方は通信講座が絶対にオススメです。

独学・通信講座のメリット、デメリット

独学・通信講座のメリット、デメリットについて、表にまとめてみました。

  メリット デメリット

独学

・費用が安い

・自分のペースでできる

・わからない問題は誰にも聞けない

・方向性が間違っていても誰も教えてくれない

・古い傾向の試験対策かも

通信講座

・最新の試験傾向で学習できる

・質疑応答ができる

・目標を立ててもらえる

・費用高い

 

独学のメリット・デメリット

●独学のメリット

・費用は、参考書(4冊分)、過去問、問題集、受験費用で3万円以内に抑えらる為、通信講座の数万円~15万円に対してかなり安いです。

・自分のペースで勉強ができます。通信講座ではサポート期間がありそれを超えてしまうと質疑等ができなくなってしまいます。科目合格制度を利用し、2~3年かけてゆっくり取得したい方は独学のメリットは大きいです。

●独学のデメリット

・計算を主体としている試験の為、計算でつまずくことが多々あります。しかし、誰にも計算方法について質問できず自分自身で解決しないといけません。

私自身の経験談ですが、ドツボにはまると本当に何時間も悩んで諦めることもあり、自分自身や問題に対して何度イライラしたり、取得を諦めるとしたか数えきれません。本当に誰にも聞けないということは辛いです。時間を有効に使いたいという方で独学で始めようとしている方はデメリットになります。

・電験3種は過去問だけの学習では絶対に受かりません。また、勉強時間は最低でも500時間程度しないと取得するのは難しいく、500時間といえば3か月分の労働時間となる為、かなりの労力を費やします。

その為、最初にどのように勉強するのか計画を立てるのに失敗すると無駄な時間を費やすことになります。しかも計画が間違っているのか誰からも指摘されないので気づいたときには既に遅しということもあるので注意が必要です。

・参考書を購入する場合、参考書は数年前の情報を基に作っている為、情報が古い可能性があり、最新の情報といえば過去問から情報を得るしかありません。

通信講座のメリット・デメリット

●通信講座のメリット

・最新の試験傾向で勉強できる。通信講座の場合、最新の試験傾向にあった対策を取ってくれていたり、目標をしっかり立てていてくれる為、そこら辺の心配はせずに学習できます。

・わからない問題は質疑応答できます。これは本当にめちゃくちゃなメリットです。受講する講座によりますが、メール、FAX、電話等でサポートしてくれるので返答に時間を要することも無いです。

●通信講座のデメリット

・ネックになるのは費用のことだと思います。数万円~15万円近くかかる為、独学と比較すると数倍以上掛かります。

 ただ、費用に関しても、教育訓練給付制度というのがあり、厚生労働大臣が指定する講座を受講した場合、学費20%(上限10万円)が給付されます。

また、専門性の高い資格の為、電気関係の会社では毎月資格手当が貰えます

ビルメンテナンス業界では毎月5000円程度貰えますし、電気主任技術者として選任されれば選任手当2000~5000円程度が貰えますので通信講座を利用して早めに取得してしまえばかなりの費用対効果を得られます。

例えば、独学で3年(計5回)かかった場合と通信講座を利用して1年で取得した場合を比較しますと、

【独学】

 参考書:20,000円+受験料5回38500(1回:7700円)=58,500円

【通信講座】

 講座費用:150,000円+受験料1回7700円=157,700円

独学と比較して10万円以上高いですが、この間に資格手当が2年間分貰えると考える金額は毎月5,000円×24か月(2年)=120,000円

これで独学で比較すると、157,700円-120,000円=37,700円しか掛からないということです。

さらに講座が教育訓練給付制度に適用していれば、2割が給されるので、講座費用150,000円×2割=30,000円が給付されます。

実質、資格手当や教育給付金制度を活用すると、受験料の7700円(37,700円ー30,000円)しか掛からないことになりますので、自分自身への先行投資として通信講座を利用してみてはいかがでしょうか。

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