【筆記合格率90%越え】第二種電気工事士の勉強方法を紹介

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電気工事士 概要
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 第二種電気工事士の資格を初めて試験を受験する方は、どうやって勉強すれば良いの?オームの法則くらいしかわからないんだけど合格できるの?等々思っている方はいるのではないでしょうか。

私自身の合格体験談を紹介し、筆記試験の合格率の90%越えの勉強方法についても解説しています。これから受験する方や昨年度筆記試験不合格になってしまった方等読んでいただけたらと思います。

記事内容

1 試験について:筆記試験・技能試験の試験時間、合格基準、合格率

2 筆記試験の勉強方法:過去問5年分(10回分)を繰り返して解く

3 技能試験の勉強方法:とにかく問題を作成し、電材や器具に触れて慣れることが重要

試験について

 第二種電気工事士の試験は、筆記試験・技能試験があり、それぞれ合格する必要があります。

それぞれの合格基準、合格率は下記の通りです。

筆記試験

試験時間:120分

合格基準:筆記試験の合格基準は60点です (全50問1問あたり2点の計100点満点)

技能試験

試験問題は事前に13問公表されており試験ではそのうちの1問が出題されます

試験時間:40分

合格基準:欠陥1つでもあれば不合格

第二種電気工事士技能試験の問題と解答 | ECEE 一般財団法人電気技術者試験センター (shiken.or.jp)

欠陥の判断基準等について | ECEE 一般財団法人電気技術者試験センター (shiken.or.jp)

合格率

過去10年間の合格率は表の通りです

筆記試験は約60%前後 

技能試験は約70%前後

合格時の体験談について

 私が取得した時の勉強方法をご紹介します

筆記試験

結論から言いますととにかく過去問を勉強してください

色々なテキストが販売されていますが、過去問のテキスト1冊あればオッケーです

計算問題が苦手な方は、下記の記事等に計算問題のみに特化して過去問を解説しているので参考にしてください。

【計算苦手な方】第二種電気工事士 2021年度(上期 午後)筆記試験 問1~10 計算問題 過去問解説

合格率90%以上の勉強方法

私自身、工業高校の電気科出身でこの資格は半ば強制的にほぼクラス全員が受けさせられ、クラス35人中32人くらい合格してました。なんと合格率が90%以上です。

その勉強方法としては、1か月くらい前から授業で過去問→解説っていうのを1日1~2年分でやっていただけです。

過去問を直近10回分解いてみると、似たような問題ばかり出てきます。計算が苦手な方も数値が変わるような問題ばかりなので気負わずに解けます。直近10回分(5年分)の過去問を80%以上解くことができれば合格したものです。

職場で一度落ちた後輩2人に過去問だけ勉強しれば大丈夫とアドバイスしたら、しっかりと受かっていたので筆記試験に合格したい方は絶対に過去問5年分(10回分)を勉強してください

具体的な勉強方法

まずは1か月前から準備してくだい。ただ、記憶力、計算力に自信ある方は1週間~2週間でも合格できます。

過去問5年分を80%以上取れるまで繰り返して勉強してください。

ただ、直近の1回分の過去問は直前の2~3日前までやら、本番と仮定して合格できる圏内にあるか判断してみるといいです。

試験1か月~2週間前

過去問1回目:己の実力を測る(マグレ当たりは点数に含めない!)

できなかった箇所はわかるように付箋や問題にチェックをいれる

できなかった箇所はスマホで写真を撮り、電車や暇な時間に見るように習慣づけを

2週間~1週間前

過去問2回目:格段にレベルアップしているため、合格している年度も多いと思います

できなかった箇所は引き続き付箋や問題にチェックをいれる

1回目と同様箇所にチェックが付いていればそこが自分の苦手な分野です。集中的に解答を読み暗記してしまいましょう

1週間前~本番

過去問3回目:ほとんどの年度で合格ラインに達しているのではないでしょうか

2~3日前に本番と仮定して、直近1回分の過去問に取り組んでみてください。

不合格の人はラストスパートです!!あきらめずにできなかったところを集中的にやりましょう。

 技能試験

技能試験はとにかく出題されている問題を作成しまくり、電線の切り方、電線と器具の接続方法等慣れることが一番です。筆記試験合格通知から技能試験日までは1か月切っている為、筆記試験後に自己採点をして合格ラインに達していればすぐに準備しましょう

初めての方でテキストだけで乗り切ろうって思っている方はなかなか難しいかなと思います。初めて電材を使って作業する人にとって1人だけでやるにはかなり不安があったり、どの基準で不合格になるのか、合格なのかの判断が難しい為です。講習にいくのがベストですが、費用も数万円掛かってしまうので、電気系の学生であれば先生へ教えてもらえないか相談、会社員であれば講習に行かしてもらえないか相談してみてはいかがでしょうか。

技能試験の準備は色々とあり時間との勝負です。

  • 工具の用意:電工ナイフorワイヤーストリッパー、ペンチ、圧着工具、スケール、ドライバー、ウォーターポンププライヤー等
  • 電材の用意:電線、スイッチ、コンセント、取付枠、ランプレセプタクル、アウトレットボックス、引掛けシーリング等
  • 試験対策:複線図の書き方、電線の切り方、電線の輪っか作り、器具への接続の仕方、電線同士の接続方法等を覚えなければなりません

下記の記事で写真付きで複線図の書き方・作成手順、注意点等々、色々と解説していますので見てみてください

【これで合格】電工技能試験の必要工具、複線図、作成手順、失敗例と全てを解説!

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